◎2023年 奥秘十二段の話



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下の番号ををクリックすればその項目です。

1. 奧秘の茶事の話  2023/1/8・1/13/2/16・3/29・4/1   

2. 「奥秘十二段の話」 1. 行之行(風炉) 2023/7/22〜 

3.  

4.  



 1. 奧秘の茶事の話  2023/1/8・1/13/2/16・3/29・4/1  


 茶事は茶の原点である。さかのぼれば、平安時代の遣唐使により多くの唐物が輸入され、それを手に入れた貴族などが披露する際、人を招いて唐物ご覧の儀と称し、饗応した。その食事接待の流れが、後に成立した茶道の茶事の成立である。

当時は、珍しい唐物を拝見した後、食事、菓子、茶などを飲み、貴族階級に応じた饗応がされたといえる。

時代は流れ、利休によって茶の湯が大成されたころでは、茶事としての茶、ただ茶を飲むための茶会の形式が確立していった。
茶会としての形式は茶事とを異なって、少人数から大人数の人たちを招くことができるため、流行し、大きな茶会では、北野大茶会が有名である。

茶事は、茶を飲むことを主体ではあるが、そのための一連の形式が成立し、挨拶から始まり、炭手前、菓子をいただき、席を改め、本来の茶を喫する場面として茶道具が披露され、緊張の中で、客人に濃茶の茶の接待をし、改めて炭をつぎ直し、気楽な茶としての薄茶をのみ、楽しみを共有し、一座建立の世界を形成するのが茶事である。その茶事も、より発展し、季節、対人関係、いろいろな場合によって多様化し、味わい深い侘びの茶事の形式もいろいろ生まれた。草庵の茶に置ける茶事は、昨今も行われている正午の茶事、朝茶、夜咄、飯後の茶事等がある。

しかしながら、奧秘の茶事は、ほとんどされることはなく、現代では、正午の茶事を模範として、組み替えて勝手に奧秘の茶事が行われている現状である。本論では、奧秘の茶事を解説していくことにする。

奧秘の茶事は大きく、奧秘「真の茶事」、と奧秘「真の茶事」以外の「奧秘の茶事」の二つに分けることができる。 「真の茶事」の形式はそれなりに正式的な茶事として履行するには難しさと用意する道具も数多くある。
奧秘「真の茶事」以外の「奧秘の茶事」の場合は、薄茶への移行に置いて、道具の入れ替えに点前ごとの異なりがあり、点前の修練と知識が必要である。

〇真の茶事
真の茶事は、前茶形式で、初座では、客は、寄付で汲み出しをいただいた後、・・・   ・・・拶する。亭主は、釜と水指の封印した紐を解き、「真之炭」の炭手前をする。
席中は、蝋色真台子の地板には、唐銅皆具一式、、天板には、天板中央に黒中次、その左には、羽先を勝手側に斜めに羽を置き、香合を勝手側の手前に荘る。
昨今、講習会で、奧秘の点前の稽古のための稽古で、「真之炭」を正しく伝承しないで、後座に荘るべき茶入盆を荘ったり、又、土風炉眉風炉の場合は約束の「鱗灰」をしなくても良いとか、灰器の灰は白い藤灰でよいとか言っていると聞くが、問題外である。 古くから伝承されてきた様式を指導者は正しく検証しなければならない。

風炉の眉風炉では、「鱗灰」をするのが約束で、灰器の灰は、「鱗灰」の残りの「湿し灰」を入れるが、残り灰であるがゆえに、いつもよりは少量で、「真之炭」の炭手前をしなければならない・・・    ・・・め、銅鑼は、「大、小、中、・・・    ・・・亭主は迎えに出る。

菓子は、本来、甘みのある自然の物、煮物で構成し、イモ類、・・・    ・・・干菓子(ほしかし)が一種組み込まれられるようになった。

・「真之行」、「真之行草」は、七種で、その中のの一種は水菓子(くだもの)又は、干菓子(ほしかし)。
・「真之草」では・・・種でその中のの一種は水菓子(くだもの)又は、干菓子(ほしかし)。

  朱の懐石道具で、いつものように、進められ、八寸(木地)も精進で、海の物(例えば海藻)、山の物で出し、湯桶ま
  で朱の道具で進め、終える。
  この精進の懐石は、・・・、量的には少なくする。一の膳が終わり、朱の折敷をす
  べて茶道口に引いた後、亭主は、「二の膳は別室にて」と述べ、茶・・・の膳の部屋へ案内をする。
  二の膳も向付けから始まり、八寸、湯桶まで進み終え、黒の折敷を茶道口へ全て引いた後、「薄茶は別席にて」と述
  べ、薄茶の別席へ客を案内する。・・・、寄付の部屋へ戻り、帰途に就く。

A 本席で、精進の一の膳、二の膳を、部屋を変わらないで、懐石をいただく部屋の省略方法。
  この方法は二の膳の部屋を用意しない方法で、一の膳を終えたら、すぐに二の膳を運び、二の膳を終えてから、「薄茶
  は別席で」と述べ、別席の薄茶席へ案内をし、薄茶を終えれば、客は本席の茶室のにじり口から、寄付の部屋へ戻り、
  帰途に就く。

B この省略方法は、昔からよく行・・・本席で、一の膳八寸の前まで朱の膳で出し、一の膳を
  すべた水屋へ引き、改めて精進落としの二の膳を同じ部屋で、普通の懐石順序にそって出す。この場合は一の膳の場合
  より、八寸の千鳥の杯があり、時間もかけ、千鳥の杯の最中では、謡い、連歌などで饗応し、二の膳が終われば、別室
  へ移り、薄茶の点前で接待し、本席に戻り、茶庭・・付きへ帰り、終えることになる。

コロナ下の今で・・・正客の言葉に答えて、・・・、酒をつぐのは千鳥でも、杯は・・・形式を取って行う。



〇「・・・の奧秘の茶事
「真」以外の奧秘の茶事では、普通の茶事と同じように、初座では、挨拶の後、風炉、炉に準じた形式の初炭、懐石が行われ、菓子も五種の菓子が出され、中立ちが行われる。

中立ちをしている間に、席中は行われるための奧秘の道具が荘られる。初座から台子を飾る場合と、荘らない場合があるが、点前と亭主の意とする茶事構成によるために、詳しくは実技で、あるいは深く修練した実技経験者より習得されることがよい。

@ 風炉の初座で初炭点前をする時
  風炉では台子を荘らなければならない。
  必ず風炉では初座よりを荘る理由は、炭手前をした後には、・・・が入っているので・・・は動かすことができないため
  である。

  「・・・  であるので、初座には荘らない。又この「・・・」は風炉が台子中央にあるので、・・・
  ・・・の時のみの点前となる。


A 炉で初炭手前をする時
  台子を荘ざっても、荘座らなくても初炭手前ができるのは、・・・   ・・・の点前
  である。

  「草之行」は炉の初座では水指を中央に荘るのみで、・・・  は中立ちした後に荘る。 この場合でも、初座に
  を荘らなくてお運びの初炭手前でもよい。

  「草之草」は、水指が・・・であるので、初座では荘ざることができないために、・・・は初座では荘らなくて、お運び
  の初炭手前をすることになる。
  

奧秘台子12段お点前も、茶事の上で成立した点前であり、現在、よくなされている「行之行」、「真之行」は稽古のために切り取った奥伝の稽古であるために、茶事の点前として整合性のない形式でなされている。その例が、炭手前の際に、茶入盆などを天板に荘ってなされているが、茶事としてあり得ない荘り方をしている。草庵の茶事ではそのような荘りをしていなくても、偶にするだけの奥伝で、脱線した点前がなされていることは嘆かわしいことである。茶事の中での奧秘台子12段を意識して正しい荘り方をされたい。つまり、初座では、茶入、盆などを荘ってはいけないのである。

「真」以外の奧秘台子12段の点前での茶事は、草庵の茶事と形式は同じで、初座で、初炭(風炉と炉の懐石の前後の炭手前ではその形式とおり)、懐石、お菓子をいただいて、中立、後座の席入り、奧秘台子12段の点前(真の点前を除く)、後炭、薄茶へと茶事が進むのは、草庵の茶事と同じである。但し、奧秘の点前であるので、「正午の茶事」の形式で行う。





 2. 「奥秘十二段の話」 1. 行之行(風炉) 2023/7/22〜  


 

 口伝で伝わる奧秘の点前は、口伝であるがゆえに、先輩の諸氏の指導を神の言葉の如く受け継ぎ、次の後輩へ受け継ぐ伝承の世界ではあるが、受け継ぐ人の能力の違いから、伝承されなければならない点前も千差万別に枝分かれしてゆく。
これに疑問を感じ、筆者は、自分の指導者である人達もそうであったと意識しつつも、大正〜昭和の時代まで厳格の時代に活躍していた家元業躰の指導の下に獲得した奧秘の点前を公開し、平成、令和時代以降の脱線していった奧秘を修正の意味で記述をすることにする。

奧秘と言えども、茶事の中での点前で、昨今に指導されている奧秘は、その部分だけを切り取って、指導されている奧秘であるため、その段階で、稽古のための奧秘点前が奧秘の点前の準備から脱線しているのが現状である。
ここでは「行之行」風炉点前について詳細に記述してみよう。

「行之行」の茶事の初座では寄付きに入り、亭主の迎えを受け、茶席四畳半に入ると、主客の挨拶の後、懐石、初炭手前(座掃き必須)、菓子・・・をいただき、中立となる。

この際の初座の部屋は、茶事の案内で、「行之行」の茶事として連客含めて案内し、客・・・以内が基本で、準備は、初炭手前であるので、亭主の感性からもし台子を置かなければ、お運びの炭手前でも問題はないが、初座で台子を準備し、地板は乱れ荘で、風炉は切り合わせ鬼面風炉、又は、土風炉で眉のあるもの、土風炉ならば、切り合わせのサイズに近い九寸の  眉風炉、天板は中央に棗、勝手側に香合、羽を荘る。

※ 風炉は、台子には到来当時の切り合わせ鬼面風炉、又は、鬼面風炉を模して作成された眉のある土風炉を用いる。道
  安風炉は利休考案の世界では道安の作成した道安風炉は想定されていないので本来の奧秘では、台子には道安風炉を
  用いない。又、眉のある土風炉を用いる場合は、初炭手前では灰器を用い、藤灰、蒔き灰がされ、二文字押切の灰形
  である。

※ 水指は、国焼一重口(例と・・・)、塗蓋、杓立ては陶器、建水は唐銅、蓋置は火屋香炉、柄杓は差し通しが約束で
  ある。

※ 用いる台子は、本来は、真の点前ではないので、蝋色真台子以外の台子を用いるのである。
  しかしながら、公開された「真之行」に蝋色真台子を使うため、変化を付けるために竹台子を「行之行」に用いて公
  開されため、「行之行」の台子を、多くの人は「竹台子」が約束と思っている。奧秘台子12段では、蝋色真台子は、
  「真」と「・・・」のみで、他は竹台子、及台子もしくは、掻き合わせ真台子、木地真台子、塗り真台子を用いるこ
  とになっているので、例えば、掻き合わせ真台子でも使えるのである。

※ 間違ってもしてはいけないことは、茶事が基本なので、炭手前では、「行之行)では天板に八卦盆にのせた茶入を荘
  ることはない。
  しかしながら、稽古のための奧秘の練習の過程の中で、次にする点前の準備として、八卦盆、茶入を荘っているが、
  言語道断である。
  茶事では、後座に用いる茶入は荘らないのが約束であり規矩であり、草庵の茶では守られているが、奧秘では、稽古
  のための切り取った稽古がされているので、知らないうちに、脱線し、当然のようにされているが、気を付けていた
  だきたい。


  残念ながら、伝承されてきた行之行の点前は、コロナ感染症が広がった以降、現実的にはできないので、次客以降飲んだふりをする方式で行われているが、飲んだふりは、お茶ではない。
令和以降、/// // 手法は、各服点奥伝の項で記述することにする。
ここでは従来の「行之行}点前を記述することにする。


●準備

 ・台子・・・竹台子、又は、・・・・ 、掻合真台子、及台子等)を使用

       竹台子については書籍に記述ではあるが、あえて再記述する。指導者の中には、竹の節数は関係なく無視し
       ても良いという無責任な指導者がいる。竹節に数の違いがあるのは意味があることで、寸法録にも明記され
       ている。
       竹台子は、村・・・別名珠光台子とも言われたが、武野紹
       鴎、利休へ伝承され、竹台子と称し、炉、風炉両用できる台子である。大きい竹台子は、紹鴎好み、小さい
       竹台子は利休好みである。 資料を基に柱の節間の距離を算出し、下図に表現してみました。

 

 1図 寸法録の竹台子寸法

 珠光によって考案された竹台子は、珠光台子と言われたが、
 紹鴎、利休へと・・・  ・・・は、切掛鬼面
 風炉、9寸の眉風炉を用いても、現実的に狭く、曲割にも無
 理を生じる。無理して・・・    は炉用として、竹台子を小さ
 くし、利休好みとしたといえる。それ故に利休好みの竹台子
 は炉用に用いるためのものである。風炉には、紹鴎好みの大
 きい竹台子を用いるのが合致する。

 時折、教本などで竹台子に道安風炉をのせて点前がされてい
 るが、竹台子は真台子固すぎるとして生まれたもので、真台
 子の道具組は受け継がれ、風炉は到来当時の切掛鬼面、ある
 いは眉のある風炉で土風炉も用いるのが約束である。

 2図 竹柱の節、節間の寸法  

 台子手前右の客付柱は、竹節3個で、下の節下は、角柱より
 高いも・・・左の角柱は、竹節3個で、下の節下は、客付柱より
 低いものを用いる。

 ・・・細なる寸法の図を知ってもらえれば、正しい位置に
 柱を立てることができるのである  

 

 ・八卦盆(真塗り螺鈿)

 

 3図 八卦盆名称
 坎(カン)は「北」を示し、「水の罫」とも言い、茶室が北
 向きの部屋で・・・

 写真1 中立の後  
 初座では八卦盆を荘ってはないが、中立ちの後、八卦盆に
 茶入(・・・右手で半月の持ちけえる。
 B 棗を半月に持ち八卦盆御下座側の畳上に置く。 
 C 八卦盆を両手で持ち、天板手前に上げ、八卦盆の手前部
   分を持ち、天板中央に置く。 

 写真2 風炉の荘り方
 初座では八卦盆を荘ることはないが、中立ちの後、八卦盆
 に茶入(・・・を「離」に置き、茶筌を茶巾の上に荘り、天目
 台を「兌」の位置に荘る。
 天板を荘り終えた後、地板上の水指を少し奥へつく(点前中
 に天目台を清めるために天目茶碗を仮置きする余地)。

 写真3

 炉の場合の竹・・・は、風炉がなくなるので、水指
 と杓立、建水は左右に配置される。

 
 ・天目茶碗(窯変、建盞、玳皮盞、灰被等)
 ・唐物天目台(真塗り、螺鈿、堆朱、倶利、存星等)
 ・茶入:文琳(中興名・・・岩城家伝来は言えない。中興名物「上天文琳」と言った方がよい。
 ・茶入仕服:鳥襷緞子、白地古金襴、柿地大内菱金襴、濃花色白極緞子、(花色地蔓紋緞子)
 ・茶杓・・・竹元節
     作は、認得斎と言われることがあるが、利休の台子12段の世界では、認得斎はまだいないので、紹鴎と言った方
     が合致する。
 ・水指・・・国焼一重口・・・瀬戸、高取等
 ・杓立(陶器)
 ・柄杓:差し通し
 ・建水・・・唐銅
 ・蓋置・・・唐銅火屋香炉(穂屋香炉)
 ・火箸・・・唐銅(鳥頭、菱等)
 ・柄杓・・・差し通し

●水屋準備(風炉主体の記述、炉は補足記述)

〇 八卦盆の中心に茶入をのせ、台子正面に坐し、天板上の無地黒中棗を膝前の八卦盆の下座から右手で、黒中棗を横から
  持って取り、八卦盆の下座を通って膝上で半月に持ち替え、八卦盆の左側横畳上に置く。
  ※ 天板上の棗・・・卦盆の茶入を右に移し、茶巾、茶筌を荘り、天目台を荘った後、地板の水指を少し向こうに
    つく(写真2)。


●点前順序(風炉主体の記述、炉は補足記述)

1.  手は{真」に畳に付いて、襖を開け、席中に入り、襖を閉め、台子正面へ進み、坐し、膝行。

2.  右、左と盆の手前を持・・・子側に向くように時計回りに半回転し、右手を左親指の向こう側へ移し(親指が上
   側)、左手をあらためて上から持ち直し(この時左手親指、人差し指で火箸を持ち、火箸の頭は左掌の左角に当たるよ
   うにして)、右手を畳に付いて(掌は畳に付かない)、左手で台子の左側に置き、奥へつく(台子から1寸出る位
   置)。

4.  八卦盆から、茶入を右手で持って左手を添え、水指前の畳上に下ろす。

5.  台天目を八卦盆から、火窓前に下ろす。

6.  建水を両手で取り・・・屋香炉を取り、左手で扱って、火屋香炉を建水の跡に置く。

  ※ 炉の場合は火屋香炉を左手にのせて、居前(奧秘の居前)に廻って、炉縁右手前の定座へ置く。  

8.  総礼。

総礼後の風炉、炉の道具配置図
 

 写真4 風炉の総礼した時
 風炉の総礼した時の道具配置図

 写真5 炉の総礼した時   
 炉の総礼した時の道具配置図



9.  居ずまい正して、台天目を両手で取り、膝前に置く。 

10. 茶入を右手で持ち、左手添えて取って、台天目と膝の間に置く。 

11. 茶入の仕服を唐物扱いで脱がせ、膝前に仕服を添えて茶入を置き、仕服を水指側へ打ち返し、左手で台子天板左手前側
  へ左手で置く。
    ※ 炉の場合は、台子中央地板前の畳上に茶入を置く。

13. 「真」に折った帛紗の下から三枚目を右手で取り、「草」に捌き、八卦盆の茶杓を右手で取って、三度拭き、拭き戻し
  て、茶杓の手前側を・・・いているので、裏側となった状態)


14. 火屋香炉を取って、蓋を開け(和綴じの本を開くように蓋を開ける)、台子地板上に置く。
  ※ 火屋の爪が偶数の時は、二本の爪が正面で、風炉は台子に平行に置き、炉では、炉縁に平行に置く。

15. 帛紗を取って、釜の蓋を開け、釜の蓋を火屋香炉に置き、帛紗を右膝角に戻す。

16. 右・・・or="red">※ 炉では、台子正面へ廻って柄杓を抜き、地板前中央の茶入の右側を通って、膝正面で、左手でもって、点前座へ戻
    り、湯を入れ、柄杓を普通に釜にあずける。


17. 膝前の天目台の天目茶碗を両手で取り上げ、こすすぎをして湯を捨て、露切をし、天目台にのせる。
  ※ こすすぎは、両手で天目茶碗を向う側へ傾け、左回しで、ゆっくりと湯が天目茶碗の覆輪下3分(1.5p)まで近ず
    ・・・にのせる。


18. 再び、柄杓を取って、湯を天目茶碗に入れ、柄杓を「切り柄杓」で釜にあずける(炉は中蓋をする)。
  ※ 炉の場合は、再び、柄杓を取って、天目茶碗に湯を入れ、膝前で柄杓整え(柄杓は構えないで、左手で柄杓の節の
    あた・・・杓は、杓立へ茶入の右側を通って、杓立ての右横から一度で入れて、点前座へ戻り、帛紗で釜の蓋を閉め、
    火屋の蓋を閉め、元の位置に戻し、帛紗右膝角に戻す(中蓋)。


19. 茶筌を天板上の八卦盆から取り、天目茶碗に入れ、天目茶碗を台子地板水指前(風炉は水指が少し後ろに下げてある)
  に仮置く。
  ※ 炉では、居前の位置のまま、茶筌を入れた天目茶碗を建水跡に仮置く。

天目茶碗に湯を入れ、茶筌を入れ、天目茶碗を仮置きした風炉、炉の天目茶碗を仮置、中蓋をした時の道具配置図
 

 写真4 風炉の水指前に天目茶碗を仮置した時
 風炉で、天目茶碗に・・・目茶碗を水指前に仮置した時の道具配
 置図

 写真5 炉の建水跡に天目茶碗を仮置した時   
 炉の場合で、天目・・・建水跡に天目茶碗を仮置きし、中蓋をした
 時の道具配置図



20. 帛紗を建水下座から取って、帛紗下端取って、「真」に捌き、天目台を清め、帛紗を「草」に捌き、元の位置へ戻す。

  ※ ここで帛紗の扱いに注意、詳しくは下記参照

    帛紗を建水下座から取って、打ち返し、下端の内側へ右親指を入れ、「真」に捌き、帛紗を折って右手に握りこ
    み、左・・・親指人差し指がほうずき側になる手付きで時計回りに拭き、天目台を膝前に置いて、帛紗「真}の上か
    ら三枚目を取り、帛紗を「草」にたたんで、帛紗を建水下座に置く。

  ※ 炉でも帛紗の扱いは風炉と同じで、仮置いた右膝角の帛紗を「真」に捌いて、膝前の天目台を取って、ほうずきを
    手前、向う、羽を手前、向うと清め、少し膝前(常の茶を点てる位置)に置き、帛紗の上から三枚目
    を取って「草」に捌き直して、右膝角に置く。


21. 天目茶碗を取り、左掌にのせ、茶筌を軽く天目茶碗から持ち上げ、茶筌を正し位置に持ち、三度上げし、洒水して、茶
  筌を抜き、建水右肩に置く。

22. 天目茶碗の湯を建水へ捨て、茶巾を八卦盆から取って、露切して天目茶碗を清め、茶巾たたみ直して、八卦盆へ戻す。

  ※ ここで天目茶碗の拭き方、茶巾の扱いに注意、詳しくは下記参照 ・・・茶碗を移し、天目茶碗は水平のまま、右手で茶巾を抜き(この時手首で茶巾を抜くのでなく肘全体で
    茶巾を天目茶碗から抜き、天目茶碗の中へ右手親指が上になる様にして茶巾を入れ、向う側から約1.5p手前側に
    折って、右手人差し指で抑えながら、逆手になる様にして右手親指で茶巾の向こう側の下部分を、人差し指中指と
    で茶巾の上部分を持ち、親指下側(順手)にして、天目茶碗の内側を「い」、「り」の字で拭き、親指が上になる
    様にして・・・

23. 茶杓中心を右手で上から茶杓の側面を持って、茶杓を表に返し、左手で右手の手前を持ち、右手で左手の手前側を持ち
  直し、天目台右側羽上へあずける。

24. もみ手をし・・・

26. 右手で茶杓を取って、茶を入れ(三杓が基本であるが、口の小さい場合は、回数に関係なく必要量入れる)、茶杓を天
  目台羽右側に縦にあずかる。

  ※ 口の小さい茶入は掬うと言い、口の大きい茶入は汲むという

27. 羽上の茶・・・

28. 茶杓を取って左手で扱い、茶をさばき、天目茶碗の内側で一打ち、左手で右手の向こう側を持ち、右手で茶杓の裏側か
  ら、左手の向こう側で、茶杓の中心の側面を持ち、茶入の蓋上の手前側に櫂先を伏せて斜めに流して畳に引く。

29. 水指の蓋を茶入の右側から取り、膝正面三手で持ち替え、茶入の左側を通って、水指の右手前45度の位置(行の位置)
  に置く(行の三手取り)

  ※ 炉は水指蓋を中仕舞を解く時に開けるが、やはり、「行の三手取り」となる。
    炉は、茶入が・・・くので異なる。


30. 柄杓を右手で上から取り(「取り柄杓」水を汲むため)、左手で柄杓扱って、茶入の右側を通って、水指の水を一杓汲
  み、水指口行の位置(水指口左側手前から30度の位置を通って、釜口手前正面から30度の位置で湯を入れ、湯一杓汲
  み、天目茶碗に、左手を深く添えて、必要な湯を入れ、残り湯を釜に戻し、「置き柄杓」で釜にあずける。

  ※ 炉の場合は、茶杓を茶入に伏せて置いた後、火屋の蓋を開け、右膝角の帛紗で釜の蓋を開け、帛紗を左手にのせ、
    台子正面へ廻り、帛紗を炉の居前線内側で点前座の左膝横で、台子正面に廻った時に帛紗に膝が当たらない位置
    で、台子に平行に置く。

    右、左と畳に手を・・・持ち、点前座へ廻り、右手で湯を一杓汲み、天目茶碗に左手を添えて必要量の湯入れ、柄
    杓を釜口にあずける。

31. 茶筌を取り天目茶碗上で茶を点て、茶筌を天目茶碗左側にあずけ、再び湯を入れ、柄杓を釜に「切り柄杓」で預け、茶
  を練り直し、茶筌を建水の右肩に置く。
  ・茶筌を取り、天目・・・
   釜にあずける。 

  ※ 炉の場合は、茶筌を取って、天目台上で茶を練り、茶筌を天目茶碗左側にあずけ、湯を一杓汲んで、茶筌を少し持
    ち上げ、穂・・・"red">※ 炉の場合は、客付は炉縁右側外線であるのでその位置まで廻り、台天目を左向こう、右手前で正面を正して、鐶付
    へ出し、一膝控える。


  ◇ 正客は、台天目を引きに出て、自席に戻り、台天目を縁外に置いて、連客総礼。 
   ・ 正客は、台天目を持っていただき(いなだき)、縁外に台天目を置き、古帛紗を縁内膝正面に広げ、天目茶碗を両
     手で取ってその上に置き、天目茶碗の正面を両手回して避け、天目茶碗を両手でもって、一啜りする。


33. 「お服加減は」と尋ねる。

  ◇ 正客は、「大変結構なお服です」と答える。

34. 一膝前に出て、客付で待つ。

  ※ 炉の場合は、一啜り尋ねたら、一膝前に進み、点前座まで廻り、柄杓を右手で取って左手に持ち、台子正面へ廻っ
    て、右手で柄杓を持って杓立戻し、点前座に戻り、素手で釜の蓋を閉め、火屋香炉の蓋を閉め、左手に持って、台
    子正面へ廻り、杓立前(建水のあった位置で風炉の釜蓋をのせる位置)に置き(中仕舞)、客付へ戻る(その時の
    位置は、一膝控えない位置)と、両手は膝上に置く。

天目茶碗を出し控えた時の風炉、炉の天目茶碗を出し、一啜り後の中仕舞あとの道具配置図
 

 写真6 

 写真7 



35.






 

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「茶道真実を知らなければ」の知性の入り口
The intelligence gate that everyone must know the tea ceremony truth.
第1部
(2012年)
茶道における
誤った伝承
Part 1 (2012 year) "wrong tradition in the tea ceremony".
第1部
(2012年)
茶道における諸々話
Part 1 (2012 year) "all kinds of matters talk in the tea ceremony".
第1部
(2012年)
茶道奥秘台子12段の話
Part 1 (2012 year) "story of 12 steps of tea ceremony hidden mysteries four-pillared shelves(DAISU).
第1部
(2012年)
A会員
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第1部
(2012年)
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ページ
「その1 」
Part 1 (2012 )A member-limited page "the 1"
第1部
(2012年)
A会員限定
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「その2」
Part 1 (2012 )A member-limited page "the 2"
第2部
(2013年)
トップページ
Part 2 top page of 2013
第2部
(2013年)
茶道における
誤った伝承
Part 1 (2012 year) "wrong tradition in the tea ceremony".
第2部
(2013年)
茶道における諸々話
Part 1 (2013 year) "all kinds of matters talk in the tea ceremony".
第2部(2013年)茶道奥秘台子12段の話
Part 1 (2013 year) "story of 12 steps of tea ceremony hidden mysteries four-pillared shelves(DAISU).
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第3部(2014年)茶道における誤った伝承
Paret3(2014)"wrong tradition in the tea ceremony"
第3部(2014年)茶道における諸々話
Paret3(2014)"All kinds of matters talk in the tea ceremony"
第3部(2014年)茶道奥秘台子12段の話
Part 3 (2014 year) "story of 12 steps of tea ceremony hidden mysteries four-pillared shelves(DAISU).
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第4部(2015年)茶道における誤った伝承
Paret4(2015)"wrong tradition in the tea ceremony"
第4部(2015年)茶道における諸々話
Paret4(2015)"All kinds of matters talk in the tea ceremony"
第4部(2015年)茶道奥秘台子12段の話
Part 4 (2015 year) "story of 12 steps of tea ceremony hidden mysteries four-pillared shelves(DAISU).
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